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入局案内

入局希望者の皆さんへ

    「未来の優秀なCardiologistを育成する循環器内科!」

循環器内科 教授 平尾 見三

循環器内科 教授 平尾 見三循環器内科の診療上の特色は4つに集約されます。1)急性心筋梗塞などを急性期治療により救命できる、2)あらゆる不整脈を非薬物的に治療できる、3)心不全を非薬物治療法も含めて治療できる、4)悪性疾患はほとんどいない。

循環器内科医であることの喜びは、心臓疾患で苦しむ患者さんを自分のもつ専門的な知識・技術で、正しく診断し最適の治療を駆使して、苦悩から劇的に解放してあげることができるということだと思っています。循環器内科医はすべてcardiologistでなくてはいけません。優れたcardiologistはベッドサイド診察と心電図、胸部レントゲン、心エコー程度でほとんどの循環器疾患を診断し、治療方針が立てられる医師をいいます。まずはこれを目指す訳ですから皆さんが聴診術、心電図読影あるいは心エコーなどに興味があれば循環器内科入局を考えてもいいと思います。我々の大学病院、多くの関連施設では優秀なcardiologistが多数存在し、入局してきた若い医師を一緒に働きながら一人前のcardiologistに仕上げてくれますので、皆さんもある時期から一人のcardiologistとして、虚血も不整脈も心不全もすべて対応できるようになります。

一方、治療技術が高度先進化してくるにつれて、特殊な治療術を学び、経験し最良の成果を出すことが求められるにつれ、循環器内科医もcardiologistでありながら専門分化してきました。虚血領域、不整脈領域、心不全領域の3つですが、いずれも奥が深く大変興味深いものばかりです。ある意味で、cardiologistになった後は自分の関心が向いた(好きな)領域に進める選択の自由があります。自分の将来の道、例えば観血的治療にワクワクする道、カテーテルで頻脈を根治させる道、デバイス植込み術で救命する道、重症心不全患者を心移植術までケアする道など、自分に合ったものを選択する訳です。もちろん循環器臨床を実践中に、なぜなのか現在の医学では不明な未解明なことをじっくり基本から解明し、未来の医療に役立てる道(研究職)の道もあります。実際、循環器内科には実績を有する優れた循環器内科医師が研究指導を行ってくれます。

東京医科歯科大学では、臨床を志す循環器医師、研究職の医師に広く海外留学の道が開かれ、在局の先輩には少なくない数の留学経験者が第一線で活躍しております。教室および関連施設から毎年数多くの論文がpublishされ、国内、海外での学術大会でも多くの発表、シンポジウムなどの重要な場での発表も数多く見られます。日本で、海外で認められた一流の研究者が多数在籍します。皆さんの将来の道はこのように臨床、研究の場において大きく開かれています。もちろん、一方で循環器内科医として自分のライフスタイルを大切にしながら地域医療に貢献する先生も多く存在します。

自分自身はcardiologistの道を選択して、循環器内科教室で優秀で素晴らしい仲間と充実した日々を過ごすことができ、本当に良かったと思っています。皆さんも是非、東京医科歯科大学循環器内科に入局され、我々の仲間として一緒に働き、学びましょう!
入局を心よりお待ちしています。