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2017年8月
17.08.28 カテゴリー:教室関連
当科の関連病院である亀田総合病院の吉岡医師がVascular Medicine誌に「NT5EというATPを分解する酵素の遺伝子の新しい変異を伴う、上下肢末梢動脈に高度石灰化を認めた症例」を報告いたしました。
症例は66歳の男性で、30年来の間欠性跛行があり、検査の結果、上下肢の動脈に高度の石灰化を認めました(図A/B)。ATPを分解する酵素で、石灰化に関わるNT5Eという遺伝子の配列を調べたところ、今までに報告のない新しい遺伝子の変異を発見し(図C)、これが病気の原因と考えられました。遺伝子解析は本学難治疾患研究所 生体情報薬理学研究室で行いました。
論文の詳細はこちらです。http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1358863X17724263
図A
図B
図C
17.08.24 カテゴリー:教室関連
当科は公式のFacebookアカウントを開設いたしました(https://www.facebook.com/TMDUcvm/)。
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17.08.21 カテゴリー:教室関連
東京医科歯科大学医学部附属病院遺伝子診療科の江花有亮講師と難治疾患研究所生体情報薬理学分野の古川哲史教授の研究グループは、関連施設であるさいたま赤十字病院、土浦協同病院、国立災害医療センターとの多施設共同研究において 2,170 人の心房細動症例を対象に臨床研究を実施し、上大静脈起源の異所性興奮が原因で起こる心房細動患者で共通する臨床パラメーターや一塩基多型を特定しました。
心房細動は日本でも患者様の数が最も多い不整脈の一つで、この研究が心房細動の病態メカニズムの解明につながることや治療方針決定に活用されることが期待されます。
この研究は文部科学省科学研究費補助金ならびに日本学術振興機構の競争的資金によっておこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌 Circulation Journal に、2017 年 8 月 11 日にオンライン版で発表されました。
◆写真左 難治研究所生体情報薬理学分野 古川哲史先生
◆写真中 遺伝子診療科 江花有亮先生
◆写真右 循環器内科 平尾見三先生
大学プレスリリース http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20170816_1.pdf
論文はこちらから https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28804107
17.08.14 カテゴリー:教室関連
当科では主に初期研修医2年目の先生方を対象に新入局員を募集しております! 興味のある先生方は是非 平尾教授からのメッセージをご覧いただき、担当者(ikyoku.cvm@tmd.ac.jp)までご連絡ください。
もちろん初期研修医以降のキャリアの先生方からのお問合わせも大歓迎です! 合同の医局説明会は終了してしまいましたが、見学、面接などは随時行っておりますのでお気軽にお問い合わせください!
詳しくは https://tmd-cvm.jp/lab/briefing-session.html をご覧ください。
17.08.10 カテゴリー:教室関連
平成29年1月20日、日本に観光に訪れていたタイ人女性が心臓発作を起こし救急車で東京医科歯科大学医学部附属病院に搬送されました。最重症の状態に陥った彼女でしたが、医学部附属病院スタッフ一丸となって治療に当たり、当科での心臓カテーテル治療や、心臓血管外科での冠動脈のバイパス手術など、10日間で5回にわたる手術や治療を行い、平成29年4月6日、元気に帰国されました。
2ヵ月半に及ぶ、患者さんと医療スタッフたちの取り組みについて特集した記事が医学部付属病院ホームページに掲載されておりますので、ご紹介いたします。 ぜひご覧ください!
医学部附属病院ホームページ「最重症で救急搬送されたタイ人女性を救った命のリレー」
17.08.08 カテゴリー:教室関連
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